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美しい新たな空間を楽しむ

美術の世界をより広げられる

私たちを取り巻く環境には美しいものが多く存在しています。
例えば空や海、緑の山などの自然はもちろん、鳥の声、水のせせらぎ、大地を生きる様々な生き物の姿等、数えきれないほどの美しいものが存在しています。
しかしそれだけではありません。
ご紹介した様々な美以上に、バーチャル空間にはこうしたこれまで美しいと感じていたものを超える美の世界が存在しています。
見たこともない形状の美しさに加えて、従来の物を別の角度から見る美もあります。
例えばくらげは海を漂うものと考えられてきたものですが、その透明な美しさがもし静かな空に漂えば新たな美しさを感じられるように、従来のものが別のところに存在することで感じられる美しさもあるのです。
バーチャル空間ではこうしたこれまでの概念を大きく超える美の世界が存在しています。

美術施設を活用した新たな取り組み

国内の様々な美術館や展示館では、バーチャル空間を活用して新たな美しさを披露しています。
中には体験型施設のように実際に触れて楽しめる取り組み方を披露しているところも存在します。
例えば水族館では、展示される魚に新たな角度でライトを照射し、またプロジェクションマッピングを活用して、水の中を泳ぐ魚がまるで空中を泳いでいるかのような演出を施しているのです。
その姿は従来の魚とは思えぬ美しさ。
さらに来園者が考案した形状の魚や実際に手書きした魚を、VRを活用して館内の壁面を泳がせるといった取り組みをしているものもあります。
美の世界観を従来の物から更に一歩進ませてくれるうえに、新たな美しさを感じさせてくれる等、知的好奇心をくすぐりながらバーチャル空間が堪能できる体験型施設です。


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